School song
沼津市立
沼津高等学校・中等部校歌
- 思へば我等青年の
こころと身体捧げつつ
この学び舎に辿り来ぬ
白桃いまし咲き盛る
暁紅の富士狩野の川
太平洋の黒潮を
ただに象徴と見るべしや
- 生命も要らず名も要らぬ
巨人の悲願果さんと
友の情に日も食はず
国の憂ひに夜も寝ねず
貧しさなんぞ恥あらん
求道の勇気欠くあらば
地にひれ伏して恥に哭け
- 天城の氷壁の月あかり
箱根の野火の夕けむり
万有流転会者定雄
実に歳月は過ぎ去らず
人我々が過ぐるなり
山河空しく踏み越えて
一度の生を如何にせむ
- 救世済民の筆をとり
宇宙まさぐる指の先
鳴呼哲学は魂の
郷愁なりと吾は聞く
樹下石上に想ひては
秘かに燃ゆる火の力
千万人も吾は柱く
- 移ろひ易き人と春
移ろひ難き真理こそ
師弟の強き響なれ
纊骨の歴史創るべく
吾等日本の柱たり
世界の民へよするとき
捧げし誠花咲かん