
本校は、創立80周年という大きな節目を迎えるにあたり、記念樹として「ユズリハ」を植樹しました。
ユズリハは、春に新しい葉が育つと、それを見届けるように古い葉が落ちていくことから、「譲り葉」と呼ばれています。
その姿は、先輩から後輩へ、親から子へ、そして地域から次の世代へと、大切なものを受け継いでいく姿に重ねられてきました。
本校の校訓は”「求道」”です。
「求道」とは、ただ答えを待つのではなく、自ら問い、自ら学び、自らの進むべき道を求め続ける姿勢を表しています。
学問に向き合うこと、人として成長すること、社会の中で自分の役割を見つけていくこと。
その一つひとつが、「道を求める」歩みです。
80年という長い歴史の中で、本校からは多くの卒業生が巣立ち、それぞれの場所で自分の道を切り拓いてきました。
その歩みは、先生方、保護者の皆さま、地域の方々、そして先輩方から受け継がれてきた想いに支えられています。
このユズリハには、
これまでの歴史に感謝し、「求道」の精神を次の世代へ受け継いでいく
という願いを込めました。
在校生の皆さんには、この木のように、先人から受け継いだ学びや誇りを大切にしながら、自ら考え、自ら行動し、自分だけの道を力強く歩んでいってほしいと願っています。
そしてこのユズリハが、これからも本校の歩みと、生徒一人ひとりの成長を静かに見守り続ける存在となることを願っています。
ユズリハは、つやのある大きな葉を持つ常緑樹です。
新しい葉が育つと、古い葉がその役目を終えるように落ちていくことから、「譲り葉」と呼ばれるようになりました。
この性質から、ユズリハは古くから、
世代交代
家の繁栄
想いを受け継ぐ縁起の良い木
として親しまれてきました。
本校の創立80周年記念樹として植えられたこのユズリハは、単に過去を記念する木ではありません。
先輩方が築いてきた歴史を受け継ぎながら、次の世代が新たな道を求め、未来へ進んでいくことを象徴する木です。
「求道」とは、自らの道を求め続けること。
時代が変わり、社会が変わっても、学び続ける姿勢や、自分の進むべき道を探し続ける心は変わりません。
本校で学ぶ日々は、知識を身につけるだけでなく、自分自身と向き合い、仲間とともに考え、未来へ進む力を育む時間です。
ユズリハが新しい葉へ命をつないでいくように、本校の歴史、伝統、そして「求道」の精神もまた、これからの生徒たちへ受け継がれていきます。
このユズリハは、創立80周年を記念して植えられた木です。
今日この場所に立つ在校生も、かつてこの学び舎で過ごした卒業生も、これから入学してくる未来の生徒たちも、同じ歴史の中でつながっています。
この木が年を重ねるごとに大きく育っていくように、本校もまた、「求道」の精神を大切にしながら、未来へ向かって歩み続けます。
学校を訪れた際には、ぜひこのユズリハの成長を見守ってください。
沼津市立高等学校・中等部 80周年記念事業実行委員会
当日の植樹の様子が沼津朝日新聞に掲載されました。詳しくはこちらをご覧ください。